狂犬病予防

狂犬病予防注射について

(1) 狂犬病予防法で、生後91日以上の犬には登録(生涯1回)と年1回の狂犬病予防注射(4月から6月)が義務づけられています。また、登録の証明となる「鑑札」と、その年の予防注射が済んだことの証明である「注射済票」は、必ず犬の首輪などに付けておかなければいけません。

(2) 狂犬病予防注射は①かかりつけの動物病院または②名古屋市が行う集合注射で受けることができます。登録がお済みの方は、名古屋市からの「案内はがき」をご持参ください。

①かかりつけの動物病院で狂犬病予防注射を受けたときは、注射後に動物病院で発行される「注射済証」と「案内はがき」をお住まいの区の保健センターまでご持参いただき、「注射済票」の交付を受けてください。予防注射を受けるときは、注射料金や手続きなど事前に動物病院にお問い合わせください。なお、公益社団法人名古屋市獣医師会の会員病院では、お会計時に「注射済票」の交付ができますので便利です。注射済票の交付できる動物病院はこちらから。

②名古屋市では毎年4~5月に市内の保健センターや公園等で狂犬病予防集合注射を実施しています。
令和5年度は4月6日(木)から5月24日(水)まで市内各区で予定しています。
日時や場所などについては、お住まいの区の保健センターや名古屋市のホームページ、広報なごや等でご確認ください。

狂犬病について

人と動物の共通感染症の中で非常に恐れられている狂犬病は、狂犬病ウイルス感染動物による咬傷等によりすべての哺乳類に感染し、感染した動物は主に神経系を侵され、確実な治療法がなく、発病するとほぼ100%死亡する感染症です。狂犬病流行国では、犬が主なまん延源となっています。 我が国では昭和33年以降、犬の狂犬病は発病していませんが、昨今の人と動物の国際間の往来の増大を考えると海外から狂犬病が侵入する可能性は否定できません。

飼犬に狂犬病の予防注射を受けることで犬でのまん延が予防され、人への被害を未然に防ぐことができると考えられます。このため、我が国では狂犬病予防法に基づき、飼犬への狂犬病予防注射を義務付けているのです。

詳しくは名古屋市のホームページ、暮らしの情報をご覧ください
http://www.city.nagoya.jp/kenkofukushi/page/0000011306.html

狂犬病に関するQ&Aについて (厚生労働省)

https://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou10/07.html

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